朝日ネット 技術者ブログ

朝日ネットのエンジニアによるリレーブログ。今、自分が一番気になるテーマで書きます。

エンジニアが育休を取ってみた ~育休取得と復帰後の生活実態~

はじめまして。朝日ネットの 223 と申します。

今回はテクニカルな話から離れてプライベートと仕事の関わりについて自分の例を紹介してみたいと思います。 仕事をしながらどんな日常を過ごすのか、実態が気になる方もいると思うので参考になればと思います。

執筆者の現在の状況はこんな感じです。

  • これを執筆時点で入社13年、ほぼすべての期間を運用監視の部門に所属。現場の人間としては古株の部類。
  • 妻と4歳半、3歳の子がいる。
  • 第2子出産の際に6か月育休取得、産前に2カ月含めて復職まで8カ月程度休んでいる。

育休を取る事にする

個人的に会社と家との関わりの中で一番大きなイベントだったのですが、運用部門で過ごしていた入社9年目、ちょうど3年ほど前になるのですが、表題の通り育休を取得しました。発端は我が家で第2子の出産前トラブルで妊娠30週から出産まで妻が長期の管理入院になった事でした。その間の第1子の面倒は自分が見るという事にして、仕事はどうしようと考えた時に育休取得前提で進めようと思いつつ、一方でリモートワークも選択肢として考えていたのですが、その点を上長と総務とで話し合いをしたところ、速攻で

「リモートは無理だべ」

と返事が返ってきて育休が取得が決定しました。実際のところ、1歳半の相手をワンオペで行おうとすると何かやる事ができるのは子供が寝ている数時間が限度で、起きている時に仕事でもやろうものなら横から何されるか分かったものではないです。1歳半を甘く見てはいけません。

休みに入ってから

という事で、妻の入院開始のタイミングで仕事から外れる事になり、一旦6か月の育休を取る事としました。正確には育休は「出産した日」からしか取得できないので、その前は産休は無いので有休扱いなのですが、その期間を含めて8カ月ほど職場から離れる事になりました。第1子の時から「男はおっぱいあげる以外全部やるよね」の精神だったのでワンオペ育児でもオペレーション自体はあまり変わらなかったのですが、元々運用の仕事をしながら、子供の相手とサーバの相手って

  • 普段と違うやばい事があると何かしらのメッセージを発する(だから普段の様子はきちんと見ておけ)
  • やばい兆候を見逃すor放置すると、よりやばい状態が特大ブーメランで返ってくる(だから気が付いたらすぐに対処を考えろ)
  • 馬鹿正直に動く(なのでリソース配分は気を付けて)

というあたりで共通点があるよね、と思っていたのでやる事がガラリと変わったという感覚はありませんでした。

出産後

母子共に生還でき、育休期間が始まりましたが、妻は長期入院で体力が相当に落ちてしまい回復が思わしくなく、その後も育児は私がメインでした。

復帰までの間、会社の人間とコンタクトをとる機会が以下のような感じでありました。

  • 部署に新規メンバーが入社したので歓迎会に来ないかというお誘い(日程が出産日の翌日でタイミング悪くてごめんなさいした)
  • 同僚が陣中見舞いとして我が家を訪問
  • 会社で子育て中のメンバーでのランチ会

最後のランチ会ですが、朝日ネットでは数カ月に一回程度のペースですが、育休中の社員、これから産休育休に入る社員、子育て真っ最中の社員で近況報告+情報交換+その後の会社の動きを共有する会を自由参加で行っています。私も育休中に2回ほど顔を出し、復帰後も声かけてもらって参加しています。育休中の社員が子連れで来ることもあり、和やかな会となっています。

復帰の時

育休5カ月が過ぎたあたりでも妻の状態がよろしくなかったため育休を伸ばすかどうか考えたのですが、長期戦になりそうでだらだら伸びそうな予感がしたため、その状況を会社に伝えた上で、保育園、一時保育、地域の子育て支援、祖父母の協力を総動員し、復帰前提の体制を整えることにしました。(総務の方は延長するものだと思っていたらしく「お前達観しすぎだろ」とツッコミを受けました)

その後

復帰後も家庭の方でトラブルは続いたのですが1年少々で何とか落ち着き、現在は平和な生活に戻る事ができています。家族みんな元気なのはよいのですが、出産トラブルの修羅場を乗り越えた母子が微妙に強くなっており、特に第2子の横になると飛んでくるヒップアタックと就寝中に飛んでくるかかと落としが最近馬鹿にならない威力になっているのが悩みどころです。

仕事的には現在は運用監視業務+その業務改善+教育担当的な役割を担う立ち位置についていて、育休当初よりも求められるものが多くなっています。

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最近の日常

直近のとある1日の例を書いてみます。

  • 6:40 起床、自分の朝の準備と子供の朝食の支度
  • 7:00 子供を起こして食事を食べさせる。(上の子が割と甘えん坊で食べさせて欲しい派、下の子が食べるより遊ぶ派で、大体ここで血圧が上がる)
  • 8:10 子供を保育園に連れて行く(大体まっすぐ歩いてくれないのでここでも血圧が上がる)
  • 8:30 保育園を出て会社に向かう
  • 9:40 オフィスの自分の机に到着。予定とメールその他の確認。
  • 10:00~ 午前の業務時間(メールの返信、夜間に発生した障害などの記録のチェック、進捗の確認の会議、運用手順のレビュー、会議での議事録の確認等)
  • 12:40 昼休み
  • 13:40~ 午後の業務時間(監視業務の運用改善の検討と打ち合わせ、故障機材の部品交換作業のCLI操作でのバックアップなど)
  • 18:00 家の事があるので定時ダッシュ
  • 19:10 自宅に戻って夕飯(妻がお迎えと子供の夕飯はやってくれている)
  • 19:30 子供を風呂に入れる→寝かしつけ(大体寝てくれない、ここで血圧が上がる)
  • 21:00 子供が寝た後に夜の家事や翌日の準備など
  • 22:30 軽くお勉強
  • 23:00 寝る

運用の仕事は24時間動いているサービスを見ているので、たまにトラブル等で緊急の増援要請の電話が来ることがありますが、その場合はここにそのタスクが割り込む感じです。(最近はあまりないけど)

最後に

朝日ネットでは男性社員の育休は私が2例目で、技術系の部門では最初だったのですが、その後、技術系部門の一般社員以外にも部長と執行役員が育休取得という例が続いています。女性社員も3人目を出産後に普通に復帰している方もかなりいて「●●さん育休なんだ。いつ復帰するの?」というような空気が日常になっているように思います。家庭と仕事との両立はやりやすい会社なんじゃないかなと思います。この文章を執筆する段階で男性社員の育休は5例ほどありますが、女性社員に関しては正直数えるのが面倒なレベルで、9月に行ったランチ会には復帰後の社員、これから産休に入る社員、休職中の社員合わせて15名が参加しています。(お子様も3名ほど参加していました)

復帰後に個人的には育休中の変化には割とすぐに追いついたのですが、以前の仕事を塩漬けで覚えている必要はなく、今の状況を把握して改めて自分にインプットする方が復帰の時は大事だなと思いました。仕事を忘れるという事はそこまで恐れなくてもよいのかなと思います。

1日の例にも書きましたが、自分の時間を作ろうとしないと作れない感じの日々ですが、会社に来ると自分のペースで時間配分ができて周りと言葉でコミュニケーションがとれるのがありがたいと感じます。(自宅にいるモンスターには主導権取られっぱなし)