概要
こんにちは開発部のgedokuです。今回はNixやNixOSに触れたいと思います。Nixとは、純粋関数型パッケージマネージャであり、ビルドシステムです。ビルドの再現性が高く、宣言的にパッケージ定義を記述できること、アップグレードなどに伴いパッケージが壊れることを防ぐことができるといった特徴があります。NixOSとは、NixでビルドしたLinuxディストリビューションです。
NixOSの特徴に注目し、朝日ネットのVNE開発チームでは、こちらを開発環境として採用しました。1つのコマンドでセットアップを完了でき、全開発者が同一の環境で開発を進められます。これにより、環境の差異が原因となる、再現性のないバグの発生を防ぐことができるようになりました。
本記事では、NixOSを使用してWebアプリケーションサーバを構築する手法を通じて、Nixの使用例を具体的に示したいと思います。ここでは、具体的な例としてRedmineサーバの構築を取り上げます。 Redmineは、プロジェクト管理やチームの協調作業を支援するためのオープンソースのウェブアプリケーションです。RedmineはRubyで開発されており、データベースにはMySQLやPostgreSQLを使用します。
純粋関数型の特徴を持つNixは、Haskellと同じく学習のハードルが高いと感じるかもしれません。また、 Nixの基本的な知識を身につけても、次のステップに進むのが難しいと感じる方もいるでしょう。
本記事が、Nixの基本を習得した後にどのように実践的に用いるか、またその背後で何が生じているかを示す手助けになれば幸いです。もし、以下の内容が読者の皆さんのNixの理解を深め、その利用についての自信を深めていただければ、本記事の目標達成となるでしょう。
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