朝日ネット 技術者ブログ

朝日ネットのエンジニアによるリレーブログ。今、自分が一番気になるテーマで書きます。

楽しく! AWSでウェブサイト構築(第3回)

初めましての方は初めまして。お久しぶりの方はお久しぶりです。jttest0です。 AWS触り始めて一年半くらい経ちました。

早速ですが良いお知らせと残念なお知らせがあります。まずは良いお知らせから行きましょう。

今回は、全3回にわたる連載記事の記念すべき第三弾です。よくぞここまでたどり着きました!

そして、残念なお知らせです。

今回は、全3回にわたる連載記事の記念すべき第三弾です。つまり最終回です。そんなぁ……

万が一、まだ第一回&第二回を読んでない方は先にそちらを読んで来ていただけると嬉しいです。そして一緒にこの喜びと悲しみを分かち合いましょう↓

楽しく! AWSでウェブサイト構築(第1回) - 朝日ネット 技術者ブログ

楽しく! AWSでウェブサイト構築(第2回) - 朝日ネット 技術者ブログ

今回は、予告通り「Route 53」を使って好きな「インターネット名」を取得し、作ったウェブサイトにくっつけましょう! ……と行きたいところだったのですが。

非常に申し訳ないです。AWS的にではなく、社内申請的に新規「インターネット名」の発行はもの凄い手間がかかってしまうのです。そんなわけで一部、本当に一部だけ「ここから先はキミの目で確かめてくれ!」になってしまいますこと、ご了承いただければと……。

  • Route 53ってなんぞ?
  • ドメインを購入しよう
  • 証明書を作ろう
  • 完成の時
  • おわりに
  • 採用情報

※いつも通り前置きが長いので、構築部分のみを読みたい方は目次の『ドメインを購入しよう』に進んでください。

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Slack AI導入1ヶ月半の効果を徹底レポート:社員350人の声とアンケート結果を公開

朝日ネットで技術部門の執行役員をしている草場です。

当社では全社共通のコミュニケーションツールとしてSlackを採用していますが、今年の2月にSlack AIを導入しました。
今回は2025年3月に実施した社内アンケートの結果を踏まえ、1ヶ月半での導入効果や使用感をレポートします。

はじめに

  • 日常業務に欠かせないSlackですが、やはり情報洪水や検索の難しさに課題があります。
    そんな中、登場したSlack AIに期待し、実際に日々の業務で活用しています。
  • この記事では、導入から約1ヶ月半経った現時点での
    リアルな使用感と費用対効果は実際どうなのか?
    について、レポートしたいと思います。
  • Slack AIの導入を検討されている方、効果に関心がある方の参考になれば幸いです。
  • はじめに
  • Slack AIとは?主な機能紹介
  • Slack AI導入による具体的なメリット・期待される効果
    • 【時間削減効果】
    • 【生産性向上効果】
    • 【コミュニケーション質の向上】
  • 費用と導入の注意点
    • Slack AIの料金体系
    • 導入・運用における考慮事項
  • アンケート内容
  • アンケート結果から費用対効果を検証!
    • Q1.Slack AIの機能で最もよく使う機能を教えてください。
    • Q2.各機能を1週間あたり何回くらい利用していますか?
    • Q3.各機能について、1回の利用あたり平均してどれくらい時間を節約できましたか?
    • Q4.各機能を利用することで、むしろ時間が掛かるようになったケースがあれば教えてください。
    • Q5. まとめを普段どのようなシーンで活用されていますか?
    • Q6. AI検索を普段どのようなシーンで活用されますか?
    • Q7. チャンネル要約を普段どのようなシーンで活用されますか?
    • Q8. スレッド要約を普段どのようなシーンで活用されますか?
    • Q9.全体を通してSlack AIによってどのようなメリットを感じていますか?
  • まとめ
    • Slack AI導入1ヶ月半のリアルな効果と課題の総括
    • Slack AIの今後の進化への期待
  • 採用情報
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楽しく! AWSでウェブサイト構築(第2回)

初めましての方は初めまして。お久しぶりの方はお久しぶりです。jttest0です。 AWS触り始めてちょうど一年くらいの駆け出しインフラエンジニアです。毎日てんやわんやしていたら、いつの間にかこんなに月日が経ってしまっていました。

こちらは、全3回*1にわたる連載記事の記念すべき第二弾です。毎回が記念です。

既に前回の分を読まれた方! ありがとうございます!!!!! できればスターとブックマークといいねとポストもお願いします(強欲)。

まだ前回の分を読んでないというそこのあなた! 躊躇している暇はありません。今すぐ読みに行きましょう。↓

楽しく! AWSでウェブサイト構築(第1回) - 朝日ネット 技術者ブログ

今回は、予告通りウェブサイトをCloudFrontで公開するところまでを扱います。意味がわからなくても大丈夫です。いい感じになるということです。詳しくはのちほど説明します。

  • CloudFrontってなんぞ?
  • 現状を思い出そう
  • CloudFrontを作ろう
  • S3連携しよう
  • いざアクセス
  • 第2回まとめ
  • 採用情報

※相変わらず前置きが長いので、構築部分のみを読みたい方は目次の『現状を思い出そう』に進んでください。

*1:予定

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Haskellのつまづきやすいポイントを解説 ~モナドと effect system ~

こんにちは、開発部のjiweenです。

本記事では、Haskellについて誤解しやすい・つまづきやすいポイントである、Haskellにおける手続き型プログラミングについて紹介します。手続き型言語を書いたことはあるがHaskellを書いたことがない人を対象にしています。

  • 記事の目的
  • 用語
    • 手続き型プログラミング
    • 作用と副作用
    • 純粋 (pure) /不純 (impure) な関数
  • モナドを使ったコード例
  • モナドとして書くメリット
  • IOモナド
  • do構文
  • effect system を使ったコード例
  • まとめ
  • 補足 (おまけ)
    • モナドについて
    • なぜ flatMap と呼ぶのか
    • effect system におけるeffectの解釈
  • 採用情報

記事の目的

Haskellは純粋関数型言語です。関数型スタイル自体は近年関数型でない言語でも取り入れられており、ある程度イメージできる方も多いと思います。しかし、Haskellの特殊なところは"純粋"関数型であるところです。純粋関数型では基本的に副作用が起こせない (関数の入力と出力しか使えない) ため、通常の手続き型言語とは全く異なる方法で手続きを記述します。誤解されがちですが、Haskellでは手続き型プログラミングを完全に排除するわけではありません。必要に応じて、モナドという概念を使って手続き型プログラミングを行います。

Haskellのこの特殊性は他の言語から乗り換える際の障壁です。逆に、手続きの扱い方でつまづかなければ、Haskellを (他の言語と同程度に) 実用するのは比較的難しくありません。本記事ではその障壁を取り除くことを目指します。

更に、その手続きの扱い方は通常の手続き型言語と異なるメリットがあることについても説明します。

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楽しく! AWSでウェブサイト構築(第1回)

初めまして。AWS触り始めて半年ちょいの初心者インフラエンジニア、jttest0です。 いつかAWSチョットデキルの境地に至れることを夢見て日々公式ドキュメントとにらめっこしています。

本記事は、htmlファイル等の自作は出来るけどインフラ系*1の知識が無くてウェブサイトの公開の仕方がわからない! というお悩みを抱えた方へお送りいたします。

こちらは、全三回*2にわたる連載記事の記念すべき第一弾です。

今回は、S3バケットで静的ウェブサイトホスティングするところまでを扱います。意味がわからなくても大丈夫です。自分の作ったウェブサイトが公開された状態になるということです。

  • そもそもウェブサイトってどう作るの……?
  • ウェブサイトのすゝめ
  • AWSアカウントを作ろう
  • ファイルの置き場所を作ろう
  • アクセス用のURLを作ろう
  • インターネット公開のための設定をしよう
  • 第1回まとめ
  • 採用情報

※構築部分のみを読みたい方は、目次の『ファイルの置き場所を作ろう』に進んでください。

*1:サーバーやネットワーク

*2:予定

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インフラエンジニアを目指す学生のためのインターンメニュー! pfSense で PPPoE サーバーを構築してみる

朝日ネットのthrkrpです。 社会人としてもまだまだ勉強中のピヨピヨ技術者ですが、ブログを初めて書いてみます。

この記事では、pfSense 上で PPPoE サーバーを構築し、クライアントとの間に PPPoE セッションを張ってみた様子を紹介します。 学生向けのインターンメニューとして検討中のものですので、比較的初心者にもわかりやすい内容かと思います。

ぜひご覧ください。

  • 背景と目的
  • pfSense とは
  • PPPoE とは
  • 構築
    • サーバー・ネットワーク構成図
    • VirtualBox の設定
      • ネットワークの作成
      • pfSense の起動と初期設定
      • Debian の起動と初期設定
    • pfSense の設定
      • Interface
      • Gateway
      • Firewall
      • PPPoE Server
    • Debian の設定
      • Interface
      • pppoeconf
  • 検証
    • PPPoE セッションを確立させる
    • IPアドレスを確認する
    • pfSense で接続状況を確認する
    • 外部接続ができるかを確認する
    • ユーザー認証のパケットを確認する
    • 認証方法の違いを確認する
  • まとめ
  • 採用情報

背景と目的

当社では高専生や大学生を対象としたインフラ系インターンを2024年度に実施予定です。 ISP事業に関係のある技術を学習してもらいたという思いの下、主に情報工学系の学生を念頭に置きインターンで実施するメニューの検討が進んでいます。

今回取り上げるのは、メニュー候補の「pfSense というソフトウエア上で PPPoE サービスを提供するサーバーを構築する」というものです。 pfSense の PPPoE サーバーの機能はこれまで使用した例が無く、社内にノウハウがないため、この構築が実際にできるのかを検証してみました。

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