朝日ネット 技術者ブログ

朝日ネットのエンジニアによるリレーブログ。今、自分が一番気になるテーマで書きます。

社員が所有している・したことがある資格について、ちょっとだけ触れてみる

朝日ネットでのインフラ運用を担当しているgsitoです。 エンジニアにとって、一つの話題でもある、「資格」について触れていこうと思います。

エンジニアの資格について、多種多様なイメージを持っているかと思います。 資格をもっていないと、仕事ができないのか。 どんな資格を持っていると有利なのか。 資格をもっているが、役に立つのであるのか等々。。。

そんな資格について、朝日ネット社員がどんな資格を所有しているかを記載したいと思います。

朝日ネット社内資格取得調査

朝日ネット社員の技術部門を対象に、資格について以下のようなアンケート調査を実施しました。 調査結果をもとに取得している資格について、紹介したいと思います。ぜひご参照ください。

  1. 所有している・したことがある資格
  2. 資格を取得するまでに要した時間について
  3. 資格についての意見や体験談

所有している・したことがある資格

  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者
  • 情報安全確保支援士
  • ネットワークスペシャリスト
  • CCNP
  • ドットコムマスター
  • 英検
  • TOEIC、TOEFL

技術者の半数近くの方が、基本処理情報試験や、ネットワーク関連の資格を所有していることがわかりました。 列挙したものは、回答数が多かったもの記載していますが、回答をしていただいた中には、入社後に10個以上の多種に渡る資格を取得している方もいらっしゃいました。

朝日ネットの技術職の各社員机には、技術に関する書類を何冊も並べていある光景を目にします。 書籍や資格の教材に関して、支給される制度も実施しています。

また、英検やTOEICを受講しているなど、英語関係に関した勉強をしていたエンジニアも多いことがわかりました。 社内の技術部門の中には、海外出張も実際にあったり、ログ解析や機械の仕様書など、エンジニア職は英語にふれることが多いことでも特徴的でもあるので、英語に慣れておくことも良いということがわかりました。

資格を取得するまでに要した時間について

  • 1ヵ月以内…34.8%
  • 1ヵ月~3ヵ月…30.4%
  • 3ヵ月~6ヵ月…21.7%
  • 6ヵ月以上…13%

資格取得するまでに勉強をした、もしくは業務で行っていた期間のうち、1ヵ月以内から1ヵ月~3ヵ月の間に取得している人が6割以上いました。短期的に集中して、取得している傾向があるようです。

半年以上の方も13%いることから、業務や案件と同時並行で資格の勉強に打ち込んでいたり、 難易度が高い資格の勉強で長期期間となることもあります。

資格についての意見や体験談

  • 資格の勉強は業務で使っている知識を体系的に整理する機会として有用
  • データベーススペシャリスト試験は業務システム開発に役立ちました。
  • 基本的な知識が身に付き業務にも役に立ってます。

資格を取得したことによって、役に立っている、良かったという回答が多く見られました。 やはり多くのエンジニアが業務と一貫して取得しており、常々で役に立っているように見受けられました。

  • 最近のセキュリティ事情を確認するのに便利な資格であった。
  • 殆ど関わらない領域について新しく勉強する際のきっかけである。

資格勉強をすることによって、新しい分野や最新の情報に触れことができる良いきっかけであることもわかりました。 常に最新の技術に触れておくことは大事なことであると、再認識されました。

また、朝日ネット社員のある方で、資格についての体験談を紹介したいと思います。

Cisco技術者認定資格は1年かけて、CCNAからCCNPまでを取得しました。

当時は、今と違って解説本やネット情報が非常に少なかったのですが、会社の先輩が保有していたCisco2500(古いルータ)が5台あり、土日休日に会社に泊まり込み(当時は営業職でした)でそのルータを設定し、遊びながら覚えました。

今となっては、あの経験が役に立っていると本当に思います。

また、『業務に役に立つ』という観点であれば、IPAの上級資格(スペシャリスト系)は非常に良いと思います。

しかしながら、出題内容に実務経験から回答を書かせるものもあるので、 無理に学生時代に取得する必要はないと考えます。

資格を取るのが目的ではなく、それを生かして業務をよくするという意識を持つといいと思います。

番外編

アンケート調査をした結果、目に留まる資格を所有していることが発見しましたのでご紹介します。

  • WSETワイン
  • 列車見張

WSETとは、1969年に創設されたロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関であり、現在では世界70カ国でWSETの教育組織が運営され、年間約85,000人が認定試験を受験するなど、国際的に認められている認定資格とのことです。

列車見張とは、営業線近接工事保安関係標準示方書に定められている保安要員の一つで、鉄道軌道内又は鉄道軌道隣接地を工事等する際に、鉄道車両の接近を見張り、工事関係者の安全を確保するための作業員資格の呼称であります。 「レツミ」と略して呼ぶこともあるそうです。取得者のお話によると、警備員時代に取得して、賃金500円アップに釣られたが週給+500円だったそうです。

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まとめ

朝日ネット社員が所有している資格について触れてきましたがいかがでしたでしょうか。

成長の早い業界であることには間違いないので、資格を所有している、していないにかかわらず、常に最新の情報に触れておき、興味のある分野に関しては業務や個人の勉強を通して深堀をすることが重要ではないかと個人的に思います。

今回のブログを機に資格や勉強のきっかけになったら幸いです。

通読ありがとうございました。

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