朝日ネット 技術者ブログ

朝日ネットのエンジニアによるリレーブログ。今、自分が一番気になるテーマで書きます。

開発部合宿2019

明けましておめでとうございます。

はじめまして。開発部のm1calと申します。
昨年11/27〜11/29の日程で開発部合宿に行って参りました。
今回で開発部合宿は2回目の開催となります。前回は1泊2日でしたが、今回は2泊3日と1泊増えました。
今年も合宿の様子についてお伝えしたいと思います。

美しい景色と温泉

今回は昨年合宿時の1つ隣駅の「熱海」になりました。 滞在先は、静岡県熱海市にある「ホテルニューアカオ」というホテルです。
錦ヶ浦の断崖絶壁に建っており全室海の見えるオーシャンフロントということで部屋からの眺めを楽しめました。 こちらのホテルには2つの露天風呂があり(1階と15階)、どちらも目の前に海が広がりとても迫力がありました。朝には、日の出も見られます。

合宿テーマ

今回の合宿テーマは、「取り組みたい技術、作って楽しそうなもの、課題や改善したい点」を軸に「会社に必要なプロダクトを考える」でした。
前回はチームで発表するというものでしたが、今回は1人1人が発表することになりました。

事前準備

合宿前に下記のような流れで準備しました。

  1. 各自がアイディアを考える。
  2. 皆で集まって各自のアイディアを整理・分類し開発するものを洗い出す。
  3. 皆で集まって実際に実行するための障壁・解決すべき課題を洗い出す。
  4. 各自がどれに取り組むかを決める。
  5. 各自が施策検討・戦略ストーリーを考え発表資料にまとめる。

合宿

各自戦略ストーリーを発表しそれについて皆で意見交換を行い、実際に取り組む内容とゴールを決めることが目標です。
1人の持ち時間は、発表15分 + 議論45分の計1時間となりました。

各自の発表テーマ

洗い出されたテーマは以下のようなものになりました。(一部抜粋)

  • ソフトウェアの共通化と開発ドキュメント
  • レポジトリ・パッケージマネージャ
  • 自動テスト
  • デプロイ
  • ジョブ(バッチ)管理方法の見直しと運用コスト削減
  • トラフィック監視・可視化
  • manabaサービス

合宿の内容

3日間ともに各自の発表+議論を行いました。1人1時間の持ち時間のため多くて1日8人までとなります。

スケジュール

1日目
      - 10:30 現地ホテルの会議室に集合
11:00 - 18:15 各自の発表・議論(+昼食)
18:30 - 20:30 夕食
20:30 -        自由行動
2日目
      - 09:00 朝食
09:00 - 18:30 各自の発表・議論(+昼食)
18:30 - 20:30 夕食
20:30 -        自由行動
3日目
      - 09:00 朝食・荷造り
09:15 - 10:15 各自の発表・議論
10:30 - 12:00 自由行動(観光など)
12:00 - 14:00 昼食兼打ち上げ(?)
14:00 -        解散

発表の様子

発表中

発表後の議論中

発表内容と議論

いくつか発表内容をご紹介します。

  • 自動テスト
    自動テストに期待すること、やりたいこと、テストの立ち位置、テストの書き方という内容で発表がありました。 テストは各自書いていますが、その粒度や品質について担当者間にばらつきがあること、ノウハウが共有出来ていないこと、プロダクトによっては、細かい状態管理に合わせたテストケースの構築やテストケースに合わせたデータ生成が困難なことが課題として挙がりました。その後の議論で、各自が保持しているテスト手法やツール類を集約し、ケースに合わせた手法として共有・適用していく事などが決まりました。

  • デプロイ
    デプロイに求めたいこと、現状のデプロイの整理、改善したいこと、バッチデプロイ改善アクション案という内容で発表がありました。 デプロイ方法がプロダクト毎にばらつきがあることを確認しあい、その原因および本来あるべき姿について話し合いました。デプロイ方法としては確立されているものの、全プロダクトに適用しきれておらず結果として煩雑なリリース手順となっていることが確認できました。 ビルドやデプロイには皆それぞれの思いがあるため意見を出し合って活発な議論となりました。 最終的に、皆で合意したアクション案について1年後までに全プロダクトに適用する運びとなりました。

その他・おまけ

食事

昼食
夕食
朝食

昼食は会議室でお弁当、夕食は貸切宴会場で海の幸メインの創作コース料理、朝食はメインダイニングで和洋バイキングでした。

夕食後

とある部屋にて。

ホテルチェックアウト後

お昼まで自由行動。 町を散策しながら集合場所へ。

お疲れ様でした!乾杯〜!

まとめ

良かった点

  • 1人の持ち時間が1時間と十分な時間を与えられたので、発表後の議論の中で様々な意見が出てより良い戦略ストーリーに磨き上げることが出来た
  • 普段は違うチームで議論する機会のない人の意見も聞けた
  • 前回の反省が生かされて期間が2泊3日になり十分な議論が出来た

反省点

  • 今回出てきたテーマは「課題や改善したい点」が多く「取り組みたい技術」「作って楽しそうなもの」が少なかった

次回はより楽しそうな提案が増えるよう事前のアイディアの洗い出しの段階からの見直しも必要だと感じたので、その段階も含めた振り返りの時間もあった方が良いと思いました。

次回開催地の希望

次回は、より大きな提案を気持ちよく議論できる環境が良いと思うのでもっと暖かい地域を希望します。(つまり沖縄)

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