こんにちは。株式会社朝日ネット開発部のxfuzzyです。 私は先日、オフショア開発のためにベトナム出張に行ってきましたので、その紹介をさせていただきます。
私の出張の目的は、オフショア 1 先の現地会社(パートナー会社)のオフィスに行き、開発の依頼内容を伝えることでした。出張の期間は、約2週間です。上司と私の2人で行きました。
出張中の日常
ベトナムのホーチミンに行きました。私が行った12月上旬は、気温が30度前後の時期で、日本では冬なのにベトナムに行くと夏という感じでした。日中の大半の時間はオフィスにいたため、暑いと感じることは少なかったです。 夕方は涼しかったです。
オフィス(4F)の窓から景色を見るのが好きでした(写真はないです)。
出張期間中、タクシーを使って、オフィスとホテルの往復という生活でした。タクシーの乗り方に慣れることができました。
その他、滞在する上で困ったことがあった場合は、パートナー会社の方に相談できたので、安心でした。
ベトナムに数週間滞在するので、ベトナムの公用語であるベトナム語を少しでも覚えたいと思ったので、会話集等を読んでいました。毎日タクシーに乗って、目に入る看板が少しでも理解できると嬉しいと思いました。
週末が1回あったのですが、パートナー会社の方に、1日、観光に連れて行ってもらいました。現地の方ならではの場所にも行けて、ありがたかったです。
オフショア開発について
最近、社内において、少し規模の大きい開発があり、オフショアにお願いすることにしました。
進め方
まず、オフショアのメンバーにも社内と同じような環境を用意してもらいました。例えば、次のようなことをしました。
- チケットシステム、チャットを社内とオフショアで共有できるようにしました
- ソースコード管理、テスト系サーバー等を社内とオフショアで共有できるようにしました
- 社内の標準的なEclipseの環境をオフショアのメンバーにも用意してもらいました。単体テストも、各メンバーの手元で回せるようになっています。
また、日本とのビデオ会議が随時できるようにしていました。
環境を用意してもらったら、順次、当社の社員がチケットに開発内容を書くことで、作業依頼を行っていきます。しかし、細かく書けなかったりする部分があるので、そのような点は個別に質問してもらっています。できてきたソースコードを確認して、問題がないかをチェックします。
「すべての要件や品質基準が明確になっていて、それらを伝えたら作ってもらえる」という状況はひとつの理想形だと思うのですが、なかなかそのようにはなっていません。こちらから「こんな感じに作って欲しい」と伝え、オフショア側でも考えてもらって、フィードバックしていくという形になっています。全体的に、同じチームの人であるように働いています。
オフショアに、日本語が使えるメンバー(ブリッジSE)がいます。業務上のコミュニケーションは全て日本語で行えるようになっています。
わかったこと
ソースコードを一緒に見ながら依頼やフィードバックをしていたのですが、このやり方は快適だなと思いました。 私は、ソースコードは重要なものであり、それについて議論することがよりよいものを作ることにつながると思っているからです。 よりよいものが作れそうな時に、私は快適だと感じるようです。
パートナー会社のオフィスは、私が普段業務をしている環境に比べて、若いエンジニアが多く、にぎやかだと感じました。作業中に詰まったりしたとき、周囲と議論しているようです。出張中、仕事をするのは、全体的に楽しかったです。
1月からは年末年始の連休明けとなりますが、オフショア開発をより円滑に進めていきたいと思っています。
採用情報
朝日ネットでは新卒採用・キャリア採用を行っております。
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「オフショア開発とは、システム開発などの業務を海外企業、または海外の現地法人などに委託することである。 (「オフショア開発」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 )」とありますが、当社の場合アーキテクチャ・設計・ロジックなどは社内で構築しており、手段が確立され横展開できるものはオフショアにお願いしています。また、社員が現地でオフショアメンバーと共にシステム開発を行う場合もあります。↩